朝ごはんやお弁当に、卵焼きを準備するのは一般的ですよね。
卵焼きがあると、朝のテーブルが華やかになりますし、お弁当の色どりも良くなって、とっても喜ばれるんですよね。
だけど、毎朝作るのってちょっと大変だったりするんですよね~。
しかも、いつもは一切れや二切れだけで…。
卵焼きの作り置きで気になる、保ちや保存のコツについてお話ししましょう。
この記事では、卵焼きの作り置きについて、
- 冷蔵や冷凍で何日もつか
- 冷蔵・冷凍するときの保存方法とコツ
- 美味しさを保つための冷蔵時の秘訣とおすすめレシピ
などを紹介しますね。
少しでも忙しい朝をラクにできるように、役立つ情報をお届けしますね。
卵焼きを何日間日持ちする?冷蔵や冷凍での保存方法
卵焼きを冷蔵・冷凍で保存すると、どのくらいで食べなくちゃいけないのか?
保存の期間についてお話ししますね。
冷蔵で保存する場合
お弁当用の卵焼きを作り置きして、冷蔵で保存したらどれくらいで食べきる必要があるのか?
冷蔵だと、だいたい72時間、つまり2〜3日の間には食べるのがいいですね。
もし2〜3日以内に食べきれなさそうなら、冷凍保存をおすすめします。
卵は他の食材に比べて傷みやすいから、できるだけ早く食べるのがベスト。
特に夏場は冷蔵庫の中でも傷みやすいので、早めに食べるようにしましょう。
冷凍で保存する場合
お弁当用の卵焼きを作ってに前日に作り置きするなら、冷凍保存はどのくらい日持ちするのか?
冷凍すると、約2週間は大丈夫です。
ただし、長期間保存すると冷凍焼けのリスクがあって、味や食感が落ちることも。 解凍したら、その日のうちに食べ切るようにしてください。
具が入ってる場合
具を加えた卵焼きも人気ですよね。
具が入っている場合、冷蔵なら1〜2日で食べきることをおすすめします。
冷凍なら、普通の卵焼きと同じく2週間くらいは問題なし。
ただ、水分の多い具材は特に注意が必要です。
冷蔵・冷凍どちらでも早めに食べることが大切です。
注意したい具材は、例えばオクラやニラなど。
これら水分量の多い具材は、冷凍しても解凍後の味がイマイチになることがあるので、使わないほうが無難です。
作り置きの卵焼きを日持ちさせる便利なコツとおすすめレシピ
さて、こちらでは卵焼きを保存するときに役立つ、
- 保存の方法
- 便利なコツや簡単なレシピ
をご紹介しましょう!
冷蔵での保存方法
冷蔵で日持ちさせるための手順は、こんな感じです。
- 卵焼きは中までしっかり加熱し、作ったらきちんと冷ましましょう
- それぞれを一つずつ切り分け、ラップで包んでからタッパーやジップロックバッグに入れます
- 空気をしっかりと抜いて密閉し、冷蔵庫やチルド室に入れてください
- チルド室を使うと、もう少し長く保つことができますよ
冷凍での保存方法
冷凍での保存手順は以下のようになります。
- 卵焼きをしっかり加熱し、できあがったら冷ます
- 一つずつ切り分けてから、ラップで包み、タッパーやジップロックバッグに入れる
- 空気をできるだけ抜き、密封して冷凍庫へ
- 前日にお弁当用の卵焼きを作る場合、冷凍する際のポイントは…
空気を抜く際には、ジップロックバッグを水に沈めると空気がスムーズに抜けやすくなります。
卵焼きを冷凍するコツ
卵焼きが互いに重ならないように保存しておくと、より早く冷凍することができます。
解凍の仕方は食べる前の日に冷蔵庫に移して自然解凍させるのがベストです。
もし解凍を忘れたり、急いで食べたい時は、電子レンジで加熱してもOK。
ただし、加熱しすぎないように注意しながら、数秒ごとに様子を見て温めてください。
見た目では冷蔵との差がほとんど分かりません。
ちょっとだけ歯応えが変わったかな?と感じることもありましたが、全然美味しく食べられましたよ。
【冷凍した卵焼きを美味しく解凍するコツはこちら↓】
冷蔵や冷凍で保存する際のポイント
卵焼きを作り置きして冷蔵や冷凍で保存するとき、パサパサになったり味が変わるのが心配ですよね。
でも、いくつかの小技を駆使することで、作り置きした卵焼きも美味しさを保つことができます。
ここでその秘訣をお伝えします。
作り置きする際、美味しさを保つためには、次のような調味料を加えるといいですよ。
- マヨネーズを混ぜ込む
- マヨネーズが加わることで、時間が経っても柔らかい食感が持続します
- 砂糖を加える
- 砂糖はたんぱく質の硬化を柔らかくし、ふんわりとした食感の卵焼きを作り出します
- 片栗粉を利用する
- 片栗粉を少量卵液に加えることで、卵焼きが破れにくく、しっとりと仕上がります
- お酢を入れる
- お酢を加えることで、ふっくらした食感になるだけでなく、傷みにくくなります
さらに、卵は新鮮なものを使用することが大切です。
また、砂糖や顆粒だしを通常よりやや多めにすることで、味を濃くしておくと良いでしょう。
そして、卵焼きを焼く際は、中までしっかりと火を通すことがポイントです。
塩や出汁での味付けは、冷凍後に卵焼きをパサパサにしてしまう原因になることがあるため、注意が必要です。
特に、水分量が多めの「だし巻き卵」は、冷凍には向いていません。
次に、これらの卵焼きがお弁当に適しているかどうかもご紹介します。
前日に作り置きした卵焼きをお弁当に入れるのは問題ない?
作り置きの卵焼きをお弁当に使うことは基本的には問題ありません。
ですが、以下の点には注意して、安全に楽しんでくださいね!
さらに、卵焼きをお弁当に入れる前に、以下のチェックポイントを確認してください。
・糸を引いていないか
・滑りがないか
・異臭がしないか
・酸っぱい味や変な味がしないか
・常温や冷蔵庫で長期間(72時間以上)置いたものは特に注意
これらのサインが見られた場合は、卵焼きが傷んでいる可能性が高いので、お弁当に入れるのは避け、食べないようにしましょう。
まとめ
- 卵焼きの冷凍保存は、大体2週間ほど日持ちします
- 卵焼きの冷蔵保存は、2〜3日が目安です
- 保存する際は、しっかりと焼いて冷ますことが重要
- 作り置きのコツとして、マヨネーズや片栗粉、お酢などの調味料を加えると良いでしょう
- 暑い季節のお弁当には、保冷バッグや保冷剤の利用を
- 少しでも変な臭いや酸っぱさを感じたら、傷んでいる可能性がありますので食べないでください
忙しい朝には、事前に卵焼きを作り置きしておくと、朝食やお弁当の準備が格段に楽になります。
冷蔵・冷凍保存を上手に活用してみてくださいね。
ただし、保存期間には注意して、思いがけず「冷凍してたのを忘れてた!」ということがないようにしましょう。
【他のお弁当のおかずの作り置きについてはこちらを参考に↓】