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お弁当用のおにぎりを前日に作り置き!夏場の保存方法と持って行き方

おにぎり 家事
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毎朝のお弁当の準備、朝は本当に忙しくて、本当に貴重ですよね。

おにぎりくらいは前日の夜のうちに作り置きできたらいいのに、 でも、傷むかもしれないし、難しいかな?

心配無用! ちょっとした工夫で、前日の夜におにぎりを作り置きしておくことも可能なんです。

そんなわけで、「お弁当のおにぎりを前日の夜にでも準備できないものか」と色々と調べたところ、前日に作り置きしても問題ないことが分かりました!

今回は、お弁当のおにぎりを前日の夜に作り置きする際の

・夏場の保存方法

・職場への持って行き方

・注意点

などをご紹介します。

お弁当用のおにぎりを前日の夜に作り置きする際のコツ

おにぎり

お弁当向けのおにぎりを夜に握っても問題ありませんが、気をつけるべき要点がいくつかあります。

1.ご飯を炊く際には酢を加える

2.直接手で握らない

3.海苔は直前に巻く

4.中身は傷みにくい材料を選ぶ

これらについて、もっと詳しく説明しましょう。

①ご飯を炊く際に酢を加える

おにぎりが悪くなる主な理由は、時間が経つと傷むことにあります。

ご飯を炊く際に酢を加えることで、それを抑えることができます。

酢飯でおにぎりを作る方法もありますが、多くの人はやはり塩味の白米おにぎりを好みます。

この場合、ご飯を炊く際に少量の酢を加えることで、美味しさを保つことができます。

3合のご飯に対しては、大さじ1.5の酢を加えるのが適量です。

味は普通に炊いたご飯とほとんど変わりません。

②直接手で握らない

手はどんなに丁寧に洗っても、完全に清潔にすることは不可能です。

そのため、おにぎりを握る際は、必ずラップを使うことを推奨します。

【ラップが苦手な方はこちらを参考にしてください。↓】

また、使い捨てのビニール手袋の使用も良い選択です。

具材を詰める際には箸を利用し、直接手で触れないようにしましょう。

前日の夜に作り置きをする場合には特に注意してください。

③海苔を最後に巻く:海苔は食べるギリギリで

海苔は湿気を吸いやすく、速やかに劣化する食材です。

前日に海苔をおにぎりに巻いてしまうと、湿気を吸収して海苔が柔らかくなり、劣化の原因となりえます。

海苔を使いたい場合でも、安心してください!以下の方法を試せば大丈夫です。

・パリパリの海苔を好む方海苔は持参し、直前に巻く

・しっとりした海苔が好みの方前日ではなく、翌日の朝に巻く

デコおにぎりやキャラ弁に海苔を使う場合も多いですが、海苔は空気に触れると速やかに湿気を帯びます。

そのため、朝に切る、貼る作業が推奨されます。

しかし、朝に海苔を切る時間がない場合は、夜に切っておき、乾燥剤を入れたジップロックバッグに密封保管すると良いでしょう。

④選ぶ具材は傷みにくいもの

塩分が豊富な具材は傷みにくい特性を持っています。

推奨される具材は以下の通りです。

・梅干し

・おかか

・塩昆布

・塩鮭

・肉そぼろ

・じゃこ

・ゆかり

これらは塩分を含んでおり、作り置きのおにぎりに最適です。

一方で、傷みやすい具材は以下のようになります。

  • マヨネーズ系の具(ツナマヨ、エビマヨなど)
  • 生の食材(いくら、明太子、ねぎとろなど)
  • 乳製品(チーズなど)

これらは美味しいですが、残念ながら傷みやすいのです。

また、デコおにぎりやキャラ弁で色を添えるために使われるハム、カニカマ、枝豆なども傷みやすい食材です。

特に夏の作り置きおにぎりでは避けた方が良いでしょう。

傷みやすい具材は、直ぐに食べる場合に限り使用すると良いでしょう。

前日に作るおにぎりでは、塩分を多く含む具材を選ぶことが重要です。

炊き込みご飯やチャーハンをおにぎりにする場合は?

これらも、具や調味料からの水分によって傷みやすくなるという点で、似た理由があります。

水分量が多いほど、傷みやすくなってしまいます。

おにぎりを前日の夜に作り置きする際、選ぶ具材のポイントは、塩分が多く水分が少ないものを選ぶことですね。

そして、白ご飯を基本とすることが大切です。

上記のポイントを押さえれば、夏場でも前日に作り置きしたおにぎりを美味しく、安心して食べることができるでしょう。

【おにぎりの冷まし方についてはこちらを参考にしてください。☟】

おにぎりの保存方法についても、次にご案内します。

前日の夜に作り置きしたおにぎりの保存方法

おにぎり

前夜に作ったおにぎりの適切な保存方法について解説します!

主な保存方法には、

  • 冷凍する
  • 冷蔵する
  • 常温で冷ます

の3種類があります。

以下、各方法について詳しく見ていきましょう。

おにぎりを前日の夜に作り置きする際の冷凍保存法

作り置きしたおにぎりが傷みにくく、かつ効果的に保存するには、冷凍が最適です。

冷凍することで、傷みにくくなり、安全に保存できます。

さらに、ご飯を炊いた直後に冷凍することで、水分を閉じ込め、お米の新鮮さを保つことが可能になります。

ただし、後ほど詳述しますが、冷蔵や他の方法で冷ました場合も含め、

お弁当箱への詰め込み前には、朝になったら加熱することが推奨されます。

これは美味しさを維持するためにも重要なステップです。

翌日にご飯を食べ残した場合、冷凍保存したおにぎりの賞味期限は約1ヶ月とされていますが、時間が経過するにつれて品質は落ちてしまいます。

保存日を記入したフリーザーバッグに入れて冷凍し、できるだけ早く食べることをお勧めします。

冷蔵保存方法

前日の夜に作り置きしたおにぎりは、冷蔵ではなく野菜室での保存が推奨されます

冷蔵でおにぎりを冷ます際は、確かに日持ちはしますが、ご飯の品質が下がる可能性があります。

これは、冷蔵庫の一般的な温度設定(約2~3℃)が、ご飯の風味を損なう温度範囲にあるためです。

ですから、冷蔵で保存する場合は、やや温度が高めの野菜室を利用することが望ましいです。

保存の賞味期限は、時期によって異なりますが、概ね1~3日間です。

特に暑い夏場は、冷蔵していても劣化のリスクが高まるため、早めに消費することが重要です。

常温での保存

おにぎりを最適な状態で保つには、約10~15℃が理想的な温度です。

そのため、寒い季節には常温保存が適しています。

ただし、適切に常温保存を行う温度は10℃以下に限られるため、冬場でも室内の暖房によって温度が上がる場所では避けるべきです。

保存する場所は、日光が直接当たらない涼しい暗所が適しています。

賞味期限はおおよそ半日から1日ですが、常温保存は長持ちしないので、なるべく速やかに食べることをお勧めします。

次に、これらの保存方法を具体的に実施する手順について詳しく説明します!

おにぎりを作り置きする手順:冷凍・冷蔵・常温での保存方法

冷凍、冷蔵、または常温で冷ます際の基本手順は以下の通り一貫しています。

1.ご飯を適度に冷まし、まだ少し湯気が出るくらいの状態にする。

2.具を入れておにぎりを握る。ここでのポイントは、まだ湯気が出る状態でおにぎりを握り、その湯気をラップで包み込むこと。

3.おにぎりをラップで一つずつ包み、粗熱が取れたら、冷蔵または冷凍保存常温保存の場合は、日光が直接当たらない涼しい暗所に置く。

この方法でラップすることで、後で解凍または温め直した際にも、おにぎりがしっとりとしてふっくらとした状態に戻ります。

冷凍での長期保存を考えている場合は、ラップで一つずつ包んだ後、フリーザーバッグに入れてできるだけ空気を抜いてから冷凍すると良いでしょう。

これにより、冷凍焼けや乾燥を防ぎつつ、おにぎりを長持ちさせることが可能です。

お弁当箱に詰める前におにぎりを電子レンジで温める?

確かに気になるところですね。

朝、そのままお弁当箱に入れるのは避け、出発前には電子レンジで必ず温め直してください。

前日に準備したおにぎりは、必ず加熱し直すべきです!

冷凍や冷蔵は劣化を一時的に遅らせるだけで、常温になると劣化が再開します。

加熱を再度行うことで、常温で保管しても傷みにくくします。

ですから、加熱は欠かさないでください。

加熱方法

  • 食品用ラップに包んだまま電子レンジで加熱(中心までしっかりと温める)
  • 過加熱に注意し、加熱の様子を見ながら行う
  • ラップを外し、完全に冷ました後、お弁当箱に詰める

冷蔵や冷凍したご飯を自然解凍すると味が劣化するため、加熱して元の状態に近づけ、冷ましてから詰めることが最適です。

実際に私も、お弁当に入れるご飯やおにぎりは、冷凍したものを温めてから冷まし、お弁当に入れています。

再加熱後の常温保存の目安

1.夏期は約6時間以内

2.春秋は約12時間以内

3.冬期は最大24時間

これらは目安として、状況に応じて調整してください。

さらに、職場などで電子レンジが使用可能な場合、冷凍したまま持参し、食べる直前に温めるのも良い方法です。

ただし、冷凍状態での持ち運びには、保冷剤を使用して低温を維持することが重要です。

前日に仕上げた炊き込みご飯をお弁当に持って行っても問題ない?

昨夜作った、具材がたっぷり入った炊き込みご飯を翌日のお弁当に持って行くのは、

率直に言うと、

避けたほうが賢明です。

炊き込みご飯や具材入りのご飯は、傷みやすい傾向にあります。

そのため、お弁当に持って行くのは推奨されません。

ただし、お子様のリクエストなどで避けられない場合は、暑い季節は特に避け、寒い季節に限定して使用することを勧めます。

その際には、味付けをやや強めにし、出発前の朝には必ず加熱することが重要です。

まとめ

  • 前日の夜におにぎりを作り置きする際は、直接手で触れず、ラップを使用することが重要
  • 塩分が豊富な具材を選択する
  • 前日に作り置きしたおにぎりの冷凍保存は、美味しさを保つ上で、効果的
  • お弁当箱へ詰める前に、おにぎりを必ず温め直す
  • 冷凍したおにぎりを持ち運ぶ際には、保冷剤を活用して温度を管理する
  • 具材が入った炊き込みご飯は傷みやすいため、暑い時期には避けたほうが良い

朝、おにぎりを一から作るのはなかなか大変です。

そのため、前日の夜のうちにおにぎりを準備しておくと、朝をもっと効率的に使えます。

前夜に準備をしておくことは、朝の忙しい時間を大きく節約できるため、強く推奨されます。