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タンブラーの水垢をクエン酸で除去した方法と水垢予防策

家事
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新品の輝きを放っていたステンレス製のタンブラーも、使い続けるうちに、いつの間にか表面に白い点状の水垢が現れ始めます。

毎日丁寧に洗浄しても、なぜか水垢は避けられないようです。

水垢は一旦付着すると、通常のケアでは除去が困難になります。

日々使用するアイテムであれば、一度気になり始めると、それが目につき、水垢による不快感を毎日感じることは避けたいものです。

実は、ステンレスタンブラーの外側に付いた水垢を取り除く方法については、あまり情報がありません。

取扱説明書にも、主に内側の清掃方法のみが記載されています。

しかし、私が対処したいのは外側の問題です。

他にもステンレスタンブラーの外側の水垢で困っている人がいるかもしれませんね?

ここでは、ステンレスタンブラーの外側に付いた水垢をクエン酸で除去する方法、私が実際に試した手順をご紹介します。

水垢を除去することで、タンブラーだけでなく、私の気分も明るくなりました。

また、再発防止のための方法もご説明します。

タンブラーの水垢をクエン酸で取り除く方法

タンブラー

クエン酸は、その性質上、弱酸性を示します。

タンブラーに付着し、通常の洗浄では除去が難しい水垢は、水道水に含まれるミネラルやカルシウム成分が蒸発する過程で結晶化し残るものです。

これらの水垢はアルカリ性を有しています。

そのため、酸性のクエン酸を利用することで、タンブラーの水垢を中和し、効果的に除去することが可能になります。

クエン酸でタンブラーの水垢を実際に取り除いてみた

クエン酸を使ってタンブラーの水垢を除去できることが確認できたので、使用した具体的なアイテムと手順を紹介します。

対象となったタンブラーは、サーモスの真空断熱カップ、ステンレス製で容量は360mlのモデルJDH-360 Sです。

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使用期間は約2年で、主にコーヒー、紅茶、そして白湯を飲んでいました。

タンブラーの内側には水垢が付着していなく、職場で使用していたものを手洗い後、自然乾燥させていました。

クエン酸の濃度

クエン酸を2%含む溶液を作成し、それを使ってタンブラーの水垢を除去しました。

この2%濃度に設定した理由は、サーモス製品のマニュアルに記載されている「徹底的な清掃」のセクションにおいて、クエン酸の使用濃度を1~2%とすることが推奨されている点に基づいています。

粉末状のクエン酸を選んで使用しました。

 

次に、必要なクエン酸の量について説明します。

ここで少し計算が必要になりますが、100mlの水(またはお湯)に2%のクエン酸を溶かす場合、

必要なクエン酸の量はどれくらいかというと、100mlの水(お湯)は重量で約100gとなるため、2gのクエン酸が必要になります。

今回は800mlの水(お湯)を使用したため、必要なクエン酸の量は16gとなりました。

準備したアイテムの一覧

【基本アイテム】

クエン酸(16g)…クエン酸は賞味期限を気にする必要がないとのことで、以前に購入して家に保管してあったものを使用しました。

水またはお湯(800ml)…家庭の蛇口から得た水道水を使用。

紙コップ…クエン酸を正確に計量するため、そして目分量が得意ではないために選んだ道具です。

ジップロック(大型サイズ)…適切なサイズの容器が手元になかったため、代わりに大きめのジップロックを使用しました。

タンブラーを完全に浸すことができるサイズであれば、どのようなものでも適しています。

【追加アイテム】

輪ゴム、セロテープジップロックのサイズ調整を行う際に急遽使用しました。

クエン酸による浸け置き処理の手順

1.大型のジップロック袋にクエン酸16gと約40℃の温かい水(水道水)800mlを加えます。

2.クエン酸は迅速に溶解するため、この溶液にステンレスタンブラーを入れます。

使用したジップロック(Lサイズ)はタンブラーにとって少々大きめでしたが、水の量はタンブラーに対して適切でした。

タンブラーをしっかりと浸漬させるため、ジップロックをセロテープで約5cm縮め、輪ゴムで固定しました。

調整が難しい場合、クエン酸溶液を増量する選択肢もありますが、Mサイズのジップロックでの収容可能性は確認していません。

ジップロックのメリットは、クエン酸溶液が漏れずに済む点です。

3.その後、3時間放置しますが、汚れがそれほど酷くなければより短い時間でも可能です。

4.処理後は、水でしっかりとすすぎ、手荒れの心配がある場合は手袋の着用を推奨します。

5.その後、通常の食器用洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗い、傷をつけないよう注意しながら乾燥させます。

処理後の仕上がり

クエン酸を使用した後、タンブラーの水垢は完全に除去され、再び輝きを取り戻しました。

最初はこのプロセスが面倒に感じられ、水垢が実際に除去できるかどうか不安でした。

しかし、処理後のタンブラーを見て、努力が報われたと感じました。

水垢が除去され、輝きを取り戻したタンブラーから飲む飲み物は、より美味しく感じられるでしょう。

タンブラーの水垢予防策

タンブラーと手

一度きれいにした水垢を再び付着させたくないものです。

水垢は、水分が蒸発する際に水道水内のミネラルやカルシウムが結晶化して残る現象によって生じます。

これは、水滴が残ることが水垢形成の直接的な原因となることを意味します。

特定の食器では水垢が目立ちやすいものがあり、特にステンレスタンブラーはその一例です。

従って、水垢を防ぐ最良の方法は、水滴を残さないようにすることにあります。

洗浄後は、水滴をしっかりと拭き取り、布巾で迅速に拭き上げることが非常に重要です。

さらに、洗い終わりに熱湯をかけることで、乾燥を早めることができます。

水垢は一度に目立つようになるわけではなく、時間をかけて同じ場所に蓄積することで徐々に目立ってきます。

自然乾燥はステンレスタンブラーには向かないことを覚えておくと良いでしょう。

さらに、私のタンブラーは食洗機での洗浄が可能です。

【食洗機対応のタンブラーについてはこちら↓】

家庭での使用では食洗機を利用していますが、洗浄から乾燥までを食洗機で行うことで、水垢が全く付着しないようになりました。

まとめ

ステンレスタンブラーの表面に形成された水垢は、クエン酸を用いることで効果的に取り除くことが可能であることが明らかになりました。

クエン酸による浸漬処理を施すことで、タンブラーの輝きを再び実現することができます。

この過程で、強く擦り過ぎて表面に傷をつけないよう注意することが重要です。