江ノ島で話題になっている「夜行虫」は、正しくは夜光虫と書きます。
結論から言うと、6月上旬なら江ノ島・片瀬海岸周辺で見られる可能性はまだあります。
ただし、5月下旬のような大発生レベルで見られるかは別で、6月中旬になるほど確率は下がると考えておくのが現実的です。
夜光虫は「この日まで見られる」と決まっているものではなく、赤潮・風向き・波・潮の流れ・暗さなどが重なったときに見えやすくなります。
神奈川県の公式ページでも、2026年5月28日に藤沢市の片瀬海岸西浜で夜光虫を見に行った記録があり、目視では何回か光を確認できたものの、場所や波によって見え方にかなり差があったと紹介されています。
江ノ島の夜光虫は6月でも見れるのか
江ノ島周辺の夜光虫は、5月末で完全に終わるとは言い切れません。
相模湾の夜光虫に関する研究では、夜光虫の一種である Noctiluca scintillans が相模湾で調査されており、春から夏にかけて海の栄養環境や植物プランクトンとの関係が強くなることが示されています。
特に論文中では4月〜7月の影響が大きい時期として扱われています。
そのため、6月上旬〜中旬でも、赤潮が岸近くに残っている、または再び接岸すれば夜光虫を見られる可能性はあります。
ただし、SNSでよく見るような「海一面が青く光る」状態はかなり条件が良いときです。
神奈川県の現地レポートでも、同じ片瀬海岸西浜で人が集まっていたものの、光る波は断続的で、毎回同じように見えるわけではなかったとされています。
6月上旬と6月中旬ならどちらが狙い目?
狙うなら、6月上旬のほうが可能性は高いです。
5月下旬に湘南エリアで夜光虫の目撃が増えていた流れを考えると、赤潮がまだ残っている、もしくは周辺海域に漂っている間はチャンスがあります。
夜景情報サイトの取材でも、2026年5月25日・26日に片瀬海岸西浜や由比ガ浜で夜光虫の発光が確認され、南風・波・赤潮の有無が見えやすさの目安になると説明されています。
一方で、6月中旬になると、雨や潮の流れで赤潮が拡散したり、沖へ離れたりする可能性があります。
過去の湘南エリアの赤潮でも、雨などの影響で赤潮が流されたとみられ、数日後には確認されなくなった例があります。
つまり、6月上旬は「まだ期待できる」、6月中旬は「条件が揃えばワンチャンある」くらいの感覚が近いです。
江ノ島近辺で夜光虫が見えやすい場所
江ノ島周辺で狙うなら、候補は以下です。
| エリア | 特徴 |
|---|---|
| 片瀬海岸西浜 | 江ノ島を背景に見やすく、2026年5月にも観測報告あり |
| 片瀬海岸東浜 | 江ノ島近くでアクセスしやすい |
| 鵠沼海岸 | 片瀬西浜から西側に広く探せる |
| 七里ヶ浜〜稲村ヶ崎 | 江ノ島方面の海岸線で見える可能性あり |
| 由比ヶ浜・材木座 | 赤潮が移動している場合の候補 |
特に片瀬海岸西浜〜鵠沼海岸方面は、江ノ島近辺で探しやすいエリアです。神奈川県のレポートでも、片瀬海岸西浜の新江ノ島水族館前付近で夜光虫の光を確認したと書かれています。
夜光虫が見える条件
夜光虫は、ただ海に行けば見られるものではありません。
見えやすい条件はこのあたりです。
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| 昼間に赤潮が出ている | 夜光虫が多くいる可能性がある |
| 南風・南西風が吹く | 沖のプランクトンが岸に寄りやすい |
| 波がある | 波の刺激で青白く光りやすい |
| 月明かりや街灯が少ない | 光が弱くても見えやすい |
| 雨の直後ではない | 赤潮が流されたり薄まったりすることがある |
湘南人の現地取材でも、夜光虫は風向き・波・潮の流れで見え方が変わり、波がある日や赤潮が発生している日、周囲が暗い場所ほど見えやすいとされています。
行く前に確認すべきこと
江ノ島へ向かう前に、まずはSNSでリアルタイム情報を確認しましょう。
検索するなら、以下のキーワードがおすすめです。
「江ノ島 夜光虫」
「片瀬海岸 夜光虫」
「湘南 赤潮」
「鵠沼海岸 夜光虫」
「七里ヶ浜 夜光虫」
昼間に「海が赤茶色っぽい」「赤潮が出ている」という投稿が多ければ、夜に光る可能性があります。
逆に、数日前の動画だけを見て行くのは危険です。夜光虫は1日で状況が変わります。
神奈川県の公式レポートでも「いつ、どこで見ることができるのかは運任せ」と表現されています。
何時ごろ行くのがいい?
おすすめは、日没後〜22時ごろです。
真っ暗になる20時前後から見えやすくなりますが、人気の日は人や車が増えます。
夜景FANの取材では、由比ガ浜で22時ごろに発光のピークがあり、22時30分を過ぎると落ち着いてきたという報告も紹介されています。
ただし、深夜に行けば必ず見えるわけではありません。
赤潮の位置や波の強さ次第なので、明るいうちに赤潮情報を確認して、夜に短時間だけ見に行くくらいが現実的です。
注意点:見えない日も普通にあります
夜光虫は自然現象なので、見えない日があって当然です。
特に次のような日は外れる可能性があります。
・赤潮が沖へ流れている。
・波がほとんどない。
・月明かりが強い。
・街灯が明るすぎる。
・雨や潮流で赤潮が薄まっている。
・SNSの投稿が数日前のものだった。
また、スマホやカメラでは明るく写っていても、肉眼では「思ったより薄い」と感じることもあります。
写真や動画は露出補正で実際より鮮やかに見える場合があります。
まとめ:江ノ島の夜光虫は6月上旬ならまだチャンスあり
江ノ島の夜光虫は、6月上旬ならまだ見られる可能性があります。
ただし、5月下旬のピークを過ぎると、見られる確率や発光の強さは日によって大きく変わります。
狙うなら、昼間に赤潮が出ている日、南風で波がある日、月明かりが少ない夜がベストです。
場所は、片瀬海岸西浜・東浜・鵠沼海岸・七里ヶ浜方面を中心に、最新のSNS投稿を見ながら判断するのがおすすめです。
夜間の海岸は足元が暗く、波打ち際も危険です。
神奈川県のページでも、夜の海岸では足元に注意し、ゴミを持ち帰るよう呼びかけられています。
6月中旬でもゼロではありませんが、期待しすぎず、「赤潮が出ていたら見に行く」くらいのスタンスがいちばん失敗しにくいです。

